「子どもが昼寝をしても、家事を片付ける暇もなく、気づけば一日が終わっている…」
「やることリストが終わらない…」
「自分の時間なんて、もはや幻…」
こんな思いを抱えながら毎日を過ごしていませんか?
育児中は、24時間365日休みなく続く大切な仕事。
でも、あまりにもやることが多く、時間に追われ、ついつい自分を後回しにしてしまうことも。
そんな日々が続くと、だんだん笑顔が減り、イライラが増えて…
「こんなはずじゃなかった」と思うこともあるかもしれません。
でも、大丈夫。あなたが一人で全てを背負う必要はないんです。
今回は、育児中でも心に余裕を持つために実践できる方法と、誰かに「頼っていい理由」についてお話しします。
「誰かに頼る」ことに罪悪感を感じていませんか?

「自分の子どもは自分で見るべき」
「周りに迷惑をかけたくない」
「頼ると、自分がダメな親に思える…」
こんな思いから、助けを求めることをためらってしまうことはありませんか?
でも、ちょっと視点を変えてみましょう。
頼っていい理由、それは…
1. 一人で完璧にこなせる人なんていない
スーパーウーマンは映画の中だけ。
現実の私たちは、時には限界があって当然です。
子育ては一人で背負うものではなく、みんなで育てるもの。
その考え方が、昔からの知恵でもあります。
2. あなたが笑顔でいることが、子どもの幸せ
疲れ切ったママよりも、少し手を抜いても笑顔でいられるママの方が、子どもにとっては何倍も幸せなもの。
自分を大切にすることは、子どもを大切にすることにつながります。
3. 「頼る・頼られる」は人間関係の基本
頼ることで関係が深まり、相手も頼りやすくなります。子どもにとっても、「困ったときは助け合う」という大切な学びになります。
心の余裕を作るために私が実践していること
1. 「完璧」をあえて手放す
「こうあるべき」という思い込みは、私たちの肩に余計な荷物を乗せています。
家がちょっと散らかっていても、お風呂を一日飛ばしても、世界は終わりません。
私の場合は「洗濯物は畳まずにかごに入れておく日」「掃除機は週2回だけ」と決めています。
手を抜ける部分は思い切って手を抜く。
それだけで心にスペースが生まれました。
2. 小さな「自分時間」を確保する
子どもが昼寝をしている15分、テレビを見ている隙の10分…
短くても「自分だけの時間」を意識的に作ります。
その時間に何をするか?
お気に入りのハーブティーを一杯、スマホで好きな音楽を聴く、雑誌を数ページめくる…
何でもいいんです。
「これは私の時間」と決めるだけで、心が軽くなります。

3. 「NO」と言える練習をする
全ての誘いや依頼に「YES」と答える必要はありません。
自分のキャパシティを考えて、時には「今は難しい」と断ることも大切です。
最初は勇気がいるかもしれませんが、徐々に自然になります。
時短・効率化で生まれる小さな余裕

料理をする際は2〜3日分をまとめて作り、小分けに冷凍。
洗濯物を干す時は子どもの着替えをセットで考えて効率よく。
こうした小さな工夫が時間の余裕を生み出します。
時短家電の導入もいいでしょう。
食洗機、ロボット掃除機、時短家電…初期投資はかかりますが、長い目で見ると心の余裕を買う投資と考えられます。
また、スーパーの宅配サービスやミールキットなど、外部サービスも上手に活用することで夕方のバタバタがぐっと減ります。
パートナーと家事を分担する…「私がやらなきゃ」と思わず、家族みんなの仕事と考えることで、負担が減ります。
子どもが大きくなってきたら、年齢に合わせて子どもにもできることを任せるのもいいですね。
最後に…あなたは十分がんばっています
完璧な親なんていません。時には思うようにいかないこともあるでしょう。
でも、それでいいんです。
「頼る」「手を抜く」「時短する」…これらは決して逃げではなく、賢い選択。
あなたも子どもも笑顔でいるために必要なことなのです。

今日から少しずつ、自分に優しくなることから始めてみませんか?
あなたの小さな変化が、家族全体の幸せにつながっていきますよ。